内視鏡について

n_img001当院では内視鏡による異物の回収、消化管の検査(生検)にも対応しています。
小石や金属はレントゲンに写りますが、布、ビニール、竹串などはレントゲンには写りません。異物を飲んでしまった場合は開腹手術せずに内視鏡で回収出来る可能性があります。
また、通常の治療に反応しない慢性の嘔吐、下痢の場合は内視鏡による検査が適応となります。

n_img002内視鏡検査はスコープを口から挿入するので手術に比べ格段に侵襲度が少ない動物に優しい手技ですが、手術時と同様、全身麻酔は必要になります。

内視鏡による異物の回収

動物は焼き鳥の竹串やおもちゃなどの異物を誤飲してしまう事がよくあります。内視鏡は胃内異物を回収する際に威力を発揮します。
内視鏡で回収出来れば開腹手術に比べ格段に侵襲度が低く、通常日帰りでその日から普段の食事を与えて頂けます。

把持鉗子
n_img003-1ビニールや布などの異物を掴んで回収します。
バスケット把持鉗子
n_img003-2丸く滑りやすいものを回収するのに適しています。

胃から回収した異物

n_img004

内視鏡による生検

胃や十二指腸の粘膜をこの鉗子で掴み組織片を採取し病理組織検査や遺伝子の検査(クローン性解析)を行う事ができます。
n_img005

n_img0062)リンパ球形質細胞性胃腸炎と診断されたワンちゃんの十二指腸粘膜の弱拡像です。

n_img0073)2)の拡大像
粘膜固有層という部位に浸潤したリンパ球と形質細胞(⇐)。
幸い上皮基底部への細胞浸潤等のリンパ腫を疑う所見は見られませんでした。

PAGETOP